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卒業論文
私が大学入試のときは、殆んどの大学において学園紛争があちこちで起きており、受験時は東大がついに入試中止となり大変ショックでした。東大紛争の時、安田講堂に立てこもった学生の多くは、他から来た学生が多く、講堂にあるグランドピアノを倒して、バリケードを組んだ時、彼らの考え方に疑問を抱きました。私の高校でも教師と生徒会が対立して、卒業式を妨害する行動に出ていましたから、まあ、あの時代は皆さんどこかとても変だったと思います。
 
私は、まったくそうした学生運動に関わらず、ピアノを習ったり本を読んだりして過ごしていました。もちろん、そうした他学生と、そうした活動や行動に対して議論することはありましたが、何だか思い込んでしまっている人に何を言っても無駄だなあと思って議論が空しくなることもありました。
この大学ノートは、昭和四十四年〜昭和四十六年頃に書いたものです。
当時、数学と物理学が好きだった私にとって高校時代は、この二教科については、自ずからひとりで先へ先へと自習したものです。大学で学んだ、数学、材料工学、電磁波動方程式などはレベル的に、とても興味深い内容ばかりでしたのでさらにとても楽しく学べました。
論文引用 この材料力学を学んだお陰で、私のピアノが故障した時、金属加工における問題であったことを金属疲労における演算を行い、メーカー宛てに送った記憶があります。
 
そのときは、当時の楽器メーカーの技術部長から丁重なお手紙を頂きました。
 数 学 大学に入ると数学の世界が如何に広いかを思い知らされる。逆を言えば、高校の数学が浅い大雑把なところを弄繰り回している感がある。
後半に掲載してある応用数学は、素粒子で当時、若手としてとてもすごい豊田先生から学ぶことが出来きました。
 電磁波 このTheory of the Propagation of the Electromagnetic
Wave and the Aerial は、大変声の小さい東大ご出身の先生に学びました。
とてももの静かな先生でした。